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swk's log - 「自動機械萌え」というジャンル

2007-07-16

* 「自動機械萌え」というジャンル [tech]

スラッシュドット ジャパン「縄と釘でプログラミング?」という記事で アレクサンドリアのヘロンの名前を久しぶりに目にした.

子どもの頃,たぶん学研のひみつシリーズあたりで読んだのだと思うのだけど,ヘロンの発明が大好きだった.特に自動ドア.

ヘロンに限らずこの手の自動機械モノ (って「この手の」の範囲ははっきりしないのだけど,たぶん単純でしかも割と身近な機構の組合せで連鎖的に動作するもの) がかなり好きな子どもだったように自分では記憶している.

似たようなのでよく覚えているものでは,何かのマンガで読んだ,朝になると自動的に朝食とかの準備が始まったりなんかするやつ.今でいうピタゴラ機械みたいな仕組みになっていて,牛乳屋さんが牛乳ビンを置くと,卵が転がりだしてフライパンに割れて落ち,ガスコンロの火が入り…,で途中はさっぱり覚えてないけど,最後はアドバルーンか何かの浮力でカーテンが巻き取られてユーザが目を覚ますという.ああ,誰かコピーとか持ってませんかね.たぶん小学館あたりのなんかの雑誌だと思うのですが.

で,大人になった自分がエンジニアという職業を選んだのって,その頃の刷り込みの影響が大きかったんだろうなと改めて思います.いや,その頃からヲタの片鱗が現れていただけかも知れませんが.


なお,ヘロンの「縄と釘」機械の設定を「プログラミング」と呼ぶのが妥当かどうかについては,id:sumii があとで詳しく書く予定です.ご期待ください.(malaメソッド)

最終更新時間: 2009-01-04 15:31


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