あるところに、コンテンツの著作権を管理している利権団体がいました。あ る日のこと、著作物の私的利用の範囲に入るかどうか微妙な使い方をしてい るユーザに使用料を請求してみたら徴収できてしまいました。利権団体はビッ クリして、さけびました。
「これはすごい! 高い金が取れるぞ!」
利権団体は次の日も、使用料を徴収しました。また次の日も、また次の日も、 毎日使用料を徴収して回りました。おかげで貧しかった利権団体はあたらし いビルに住み、おいしいものを食べ、きれいな服を着ることができました。
「おれもずいぶんお金持ちになった。でも、おれよりも大きい家に住み、お れよりも高い服を着ているやつはおおぜいいる。ユーザがもっとたくさんの 使用料を払ってくれればいいのだが。・・・まてよ。あのユーザたちはダウ ンロードしたコンテンツをPCや携帯プレイヤで再生しているにちがいない。 そうだ、それを違法ということにすれば、おれはもっと金持ちになれるぞ」
利権団体はそう思って、すぐにユーザによるダウンロードを違法化させまし た。
でも、使用料など入って来ません。コンテンツの流通は崩壊してしまい、著 作者にはお金が入らなくなり、わが国のコンテンツ立国は夢と消えてしまい ました。
元ネタは金の卵を産むガチョウ (ガチョウだったり ニワトリだったりアヒルだったりするようだけど).このアナロジーはもち ろんちっとも新しいものではありません.
最終更新時間: 2007-10-22 22:45